となみブランド認定「金屋石(かなやいし)」

【石切り場跡】

金屋石とは、庄川町の庄川右岸で発掘される「緑色凝灰岩」です。柔らかく弾力性があり、加工しやすく、古くは金沢城の石管にも使用されていた他、神社、仏閣、建材として多用されてきました。

【砺波市ふるさと文化財に指定されている「金屋石石管」】

当社では、先代が金屋石採掘等に携わっていたため、金屋石の歴史や、先人の地域の文化を地域の方々に広く知ってもらえればと思い、金屋石を語る会としても活動しています。

石森石材【金屋石】の施工例

金屋石の玄関土間

飲食店の床材

簡易ピザ窯

メディアにも取り上げられました!

「金屋石と若鶏のウイスキー」市がとなみブランドに認定

砺波市は30日、「となみブランド」に同市庄川町の「金屋石」と、若鶴酒蔵三郎丸蒸留所の「ウイスキー(原酒)」を新たに認定したと発表した。金屋石を取り扱う石森石材(砺波市庄川町青島)の石森佑輝さんと、庄川峡観光協同組合の川崎和夫副理事長、若鶴酒造(同市三郎丸)の稲垣貴彦取締役が市役所で会見した。
金屋石は、庄川町の庄川右岸で発掘された「緑色凝灰岩」で加工しやすく、吸水性があり、昭和初期まで住宅の土台に使用された。2012年から石森石材が床材などのインテリアで取り扱いを始め、住宅改修の際に破棄される金屋石を譲り受けて、現在7トンを保管している。石森さんは「取扱い量が増えることを期待したい」と話した。(2018年10月31日富山新聞 記事より一部抜粋して掲載)

このような活動も行っています

金屋石が大好きな「金屋石を語る会」メンバーにて、石切り場の草刈りや登山道の整備なども行っています。

【作業を終えて、記念撮影^^】

その他にも、地元の学生のみなさんの「ふるさと学び教室」として、石切り場の見学に来ていただいたり等、地域のみなさまとの繋がりを大切にしています。

学生のみなさんが、熱心に話を聞いてくれている様子です。「自分たちの住む町、庄川町でこんな素敵な石材が採掘されているんですよ!」と、若い世代に伝えることができる機会をいただけて、嬉しく思います。今後も続けていきたい取り組みの一つです。